国内ではOKCoinJapanで取引が可能な仮想通貨Avalanche(AVAX)。
話題のゲーム、SLeeFiで利用されるなど、注目が高まっています。
寝て稼げると話題のSLeeFiで利用されている仮想通貨ですね。
SLeeFiではベッドを購入するのに使うんですよね。
そのSLeeFiで利用されるなど話題のAvalanche(AVAX)。
DAppsやDeFiなどの分散型アプリケーション開発基盤としてメジャーであるイーサリアムを超える処理速度を有するなど、今後の拡張に期待される仮想通貨の一つです。
仮想通貨初心者の方はなかなか聞かない仮想通貨ですが、今回はその特徴や買い方を解説します。
- DAppsやDeFiに特化
- オープンソースプラットフォームを有する
- 高速かつ低コストの処理能力
- スケーラビリティ問題を解決できる
- 寝て稼ぐと話題のSLeeFiにも登場する
分散型金融の略称で、中央管理者のいない金融サービスの総称。仮想通貨を貸し出して手数料を得たり、ネットワークに参加して仮想通貨報酬を得たりするなどのサービスを、管理者不在で行うことができる。
仮想通貨初心者の方は、下記の記事にあります用語解説と見比べながらご覧ください。
理解が深まるものと思います。
Avalanche(AVAX)の概要
名称 | Avalanche |
シンボル | AVAX |
時価総額(2022年8月末) | 7870億円 |
時価総額ランキング(2022年8月末) | 16位 |
公式サイト | https://www.avax.network/ |
Avalancheは主にDAppsやDeFiに特化した仮想通貨です。
DeFiとは分散型金融のことで、仲介人なしにプログラムのみで仮想通貨を稼ぐことが可能なシステムをさします。
Avalancheは、これまでの仮想通貨の問題点であるスケーラビリティ問題やガス代(手数料)の高さなどを解決するため、よりDaapsに最適化された仮想通貨です。
高速かつ低コストで取引を処理することが可能で、オープンソース・プラットフォームであるため、独自のブロックチェーンやネットワークの構築が可能になります。
処理能力の高さから今後、さらに多数の分散型アプリケーションのプロジェクトが参加するものと見込まれます。
ソフトウェア開発において基盤となるソースコードを誰でも使用、複製、改良可能なことを言う。
Avalanche(AVAX)の特徴
Avalancheの特徴について解説します。
- スケーラビリティ問題の解決策
- 相互性
- 独自のコンセンサスアルゴリズム
アバランチ・コンセンサス - 独自のブロックチェーンを構築
スケーラビリティ問題の解決策
DeFiやNFTといえば、まず最初に思いつくのはイーサリアムでしょう。
しかし、イーサリアムの持つ問題点はスケーラビリティ問題やそれに伴うガス代(手数料)の高騰です。Avalanche(AVAX)はイーサリアムと比較して、スケーラビリティ問題を解消し、高速な処理速度を実現しています。
一般にこのようなイーサリアムの問題点を解決する仮想通貨をイーサリアムキラーと言います。下記表では有名な仮想通貨との取引速度の比較をしています。私が知る限り、IOSTは非常に高速な取引を実現している仮想通貨の一つですが、その次くらいには速いですね。
仮想通貨名 | ビットコイン(Bitcoin) | イーサリアム(Ethereum) | ポルカドット(Polkadot) | アバランチ(Avalanche) |
単位時間当処理量 | 7 tps | 14 tps | 1500 tps | 無限(サブネット有) |
決済の確定 | 60分 | 6分 | 60秒 | 2秒以下 |
コンセンサスアルゴリズム | PoW | PoW | PoS | PoS |
安全閾値 | 51% | 51% | 33% | 80% |
これは一例ですが、他の仮想通貨と比較しても圧倒的な処理速度と安全性を有していることが分かります。
この処理速度はVisaの処理速度を凌駕していると言われています。
DAppsやDeFiでは、今後更なるユーザーの増大が予想されます。したがって単位時間の処理速度が非常に速いAvalancheはなくなてはならない存在になる可能性があります。
スケーラビリティ問題とは、簡単に言うと処理速度の低下のことです。今後仮想通貨を利用したプロジェクトが増大すればするほど、ネットワークにかかる負荷が増えるため、処理速度が低下し、サービスが満足に提供されない可能性があります。
相互性
AvalancheにはEVM(イーサリアム仮想マシン)が実装されているので、プログラミング言語であるsolidityにも対応しているのが特徴です。
そのため、イーサリアムで展開しているDAppsを簡単にAvalanche上に展開することも可能になります。
NFTやDeFiの利用に頻繁に使用されるウェブウォレットである、MetaMaskもAvalancheは利用できます。
今後イーサリアムとの互換性の高さから、イーサリアム上で展開しているプロジェクトもどんどんAvalanche上に展開するでしょう。
独自のコンセンサスアルゴリズム
Avalancheは独自のコンセンサスアルゴリズムである、アバランチ・コンセンサスとPoSを組み合わせた形で取引を承認します。
アバランチ・コンセンサス
簡単に言うと、「自分は大多数の意見に合わせる」というものです。一部のネットワーク参加者が取引承認を行い同時に承認作業を行うため、処理速度が劇的に向上しています。
独自のブロックチェーンを構築
Avalancheは独自のブロックチェーンやネットワークを構築でき、これをサブネットと呼びます。
サブネットではユーザー同士でネットワークを作成することができ、新たなブロックチェーンも作成できます。
分散型である必要はなく、それぞれの使い方に合わせたネットワークとブロックチェーンの構築が可能です。
Avalanche(AVAX)の買い方
Avalanche(AVAX)は国内仮想通貨取引所である、OKCoinJapanで直接取引が可能です。
- 取引所および販売所で取引が可能
Avalanche(AVAX)の購入は取引所か販売所
OKCoinJapanでAvalanche(AVAX)を購入する場合は、取引所か販売所を利用することができます。
- 取引相手はAvalanche(AVAX)や日本円を持っているユーザー
- 現在の価格か、自身が指定した金額で注文できる
- 取引の条件が合わなければ不成立になる
- OKCoinJapanと取引する
- スプレッドがあり、売買価格に差がある(市場価格より不利な値段で売買)
- 取引が即成立する
以上の違いがありますので、自分にあった方法を選んで取引をしてください。
Avalanche(AVAX)のチャート・価格推移
Avalanche(AVAX)の最近の価格推移を見てみましょう。
2022年8月末現在の価格は2,700円程度です。
2021年8月頃は、Avalanche(AVAX)のアップグレードやトークンセールが開催されるなど、その期待から2021年の末頃は10,000円を超え、非常に高騰しました。
現在は度重なる仮想通貨界隈の不祥事が尾を引いて、仮想通貨全体の価格は停滞傾向にあります。
Avalanche(AVAX)の将来性
では気になるAvalanche(AVAX)の将来性はどうでしょうか。
- イーサリアムキラーとしての存在
- DAppsやDeFiの拡大
- Avalanche(AVAX)の将来性はアリ
イーサリアムキラーとしての存在
先ほども申し上げたように、現在分散型アプリケーション開発の基盤を担っているのはイーサリアムです。
しかし、イーサリアムにはスケーラビリティ問題があります。
- 利用者拡大による手数料(通称ガス代)の高騰
- 処理速度の鈍化
- PoWによる環境負荷の増大
Avalanche(AVAX)はこれらのスケーラビリティ問題を解決します。しかも非常に高いレベルで。
これらの問題を解決することが可能なAvalanche(AVAX)が今後主流の開発基盤となれば、イーサリアムで開発されているプロジェクトがどんどんAvalanche(AVAX)に進出してくる可能性があります。
そうした場合、Avalanche(AVAX)の価格高騰を後押しする形となることでしょう。
DAppsやDeFiの拡大
Avalanche(AVAX)にはどんどんDeFiが拡大しています。
DeFiではそのエコシステムの多様化から、処理速度や手数料の安さが非常に重要な部分を占めています。
そういった意味では、イーサリアムは現在のコンセンサスアルゴリズムやブロックサイズではその役割を果たすことが困難になってきます。
Avalanche(AVAX)は独自のコンセンサスアルゴリズムをPoSと組み合わせることにより、その処理速度と手数料を高いレベルで改善していきます。
今後、DeFi分野がどんどん加速していくにつれて、Avalanche(AVAX)の存在感は目を見張るものになる可能性があります。
Avalanche(AVAX)の将来性はアリ
近年、Web3.0という言葉も普及しており、仮想通貨も時代や環境にあわせたアップデートがされてきています。
それは、スケーラビリティ問題を解決することや、コンセンサスアルゴリズムを変えて環境負荷や電力負荷を小さくする試みであったりします。
Avalanche(AVAX)はその点、
- すでにPoSとアバランチ・コンセンサスを組み合わせた独自のコンセンサスアルゴリズムを採用している
- 独自ネットワークを構築できる拡張性
- DAppsやDeFiのプロジェクト増加にも耐えうる処理速度の速さ
これらの強力な特徴を持っています。
今後、非常に期待される仮想通貨ではないでしょうか。
Avalanche(AVAX)のQ&A
- Avalanche(AVAX)の最大上限は?
-
7.2億枚です。ビットコインは2100万枚です。
- Avalanche(AVAX)を持っているだけで稼げる?
-
Avalanche(AVAX)はステーキングが可能です。ステーキングを行うことで金利報酬を得ることが可能です。
Avalanche(AVAX)のステーキングは、Avalancheウォレットかメジャーな海外取引所であればバイナンスで行うことができます。 - Avalanche(AVAX)はどこで買えますか?
-
日本国内ですとOKCoinJapan、海外取引所で一番簡単に購入できるのはバイナンスです。
まとめ
以上がAvalanche(AVAX)の概要と特徴およびその将来性になります。
今後分散型アプリケーションの開発が拡大したり、仮想通貨界隈が盛り上がってくれば自ずとその価格が上昇してくると思われます。
- DAppsやDeFiに特化
- オープンソースプラットフォームを有する
- 高速かつ低コストの処理能力
- スケーラビリティ問題を解決できる
- 寝て稼ぐと話題のSLeeFiにも登場する
Avalanche(AVAX)は非常にすぐれた処理速度をもつ、DAppsやDeFiに特化した仮想通貨です。
是非、この機会に購入してみてください。
関連記事
関連記事を掲載しておきます。
SLeeFiで利用
SLeeFiは寝て稼げると噂のNFTゲームです。SLeeFiではAvalancheチェーンを利用していることも有名です。
下記にSLeeFiについて解説しています。
バイナンスの口座開設方法
Avalanche(AVAX)は、OKCoinJapanで購入する以外にも、バイナンスに仮想通貨を送金してAvalanche(AVAX)に交換する方法もあります。
>>【超画像付き】『Binance(バイナンス)』の登録方法と特徴を解説します。
バイナンスに仮想通貨を送金する方法はこちら。
記事は例としてコインチェックで行っていますが、アドレスをバイナンスで取得するのは同じなので試してみてください。
>>コインチェックからBinanece(バイナンス)に仮想通貨を送金する方法を解説
バイナンスに送金した仮想通貨を、Avalanche(AVAX)を含む好みの仮想通貨に交換する方法は下記を参照ください。
>>『Binance(バイナンス)』でコンバートする方法を解説!!