- ビットコインを買ってみたい
- でもビットコインて本当は何なの?
- 意味が分かってから買いたい
こんな疑問にお答えします。
大事なお金なので、ある程度理解して買うのは重要ですね。
この記事では、仮想通貨の始祖である、ビットコインの特徴と将来性について解説していきます。
仮想通貨とは何かを知りたい人は
>>ビットコイン・仮想通貨とは?仕組みを解説
この記事で分かること
- ビットコインは人類史上初の仮想通貨
- ブロックチェーン技術を使うことにより改ざん耐性が高い
- 中央集権的ではなく、分散的な管理体制が敷かれている
仮想通貨の基本的な用語を理解したい人は
>>【超絶簡単】仮想通貨やNFTで知っておくべき用語を超絶簡単に解説します
- 国内アプリDL数No.1
- 現在仮想通貨18種に対応(一部取引所のみ)
- 金融庁認可済みの安心セキュリティ対策
- 登録から本人確認、入金まで最短1日
ビットコインの概要
通貨名 | ビットコイン |
シンボル | BTC |
総発行枚数 | 1921万枚/2100万枚 |
現在価格 | 230万円 |
時価総額 | 43兆円 |
時価総額ランキング | 1位 |
ビットコインは何を隠そう、仮想通貨の始祖とも言える存在です。
サトシナカモトと呼ばれる人物がブロックチェーン技術を利用したデジタル通貨の構想を発表したのが2011年。
それからビットコインは、仮想通貨の代表格としてこれまで存続してきました。
ビットコインの特徴
ビットコインの特徴は、他の仮想通貨との比較で以下のようなことが挙げられます。
- 時価総額がナンバーワン
- 発行上限が2100万枚
- 半減期ある
時価総額がナンバーワン
時価総額とは
- 仮想通貨が購入されている総額
- 発行枚数が低く時価総額が高ければ価格は上がる
- 時価総額が高ければ流通量が高い
という特徴がありますが、ビットコインの時価総額はビットコイン以外のアルトコインと比較してもずば抜けて高いという特徴があります。それは
- 仮想通貨の原点だから
- 資産性が高い
- ほとんどすべての取引所で扱っている
発行上限が2100万枚
発行上限が2100万枚なのは、ビットコインの大きな特徴です。他のアルトコインと比較して、圧倒的に少ない発行上限です。そのため
- 価格が上がりやすい
- 希少価値が高い
- マイナーが減少しにくい
といったメリットがあります。発行上限が少なければ少ないほど、買われれば買われるほど価格がどんどん上がっていきます。
半減期がある
半減期と聞いて、放射性物質か何かか??と思った方もいるかもしれません。
ビットコインの半減期とは、ビットコインを支えるマイニングの報酬が時間と共に少なくなっていくことを言います。
ビットコインが生まれてから、この半減期前後は価格が上昇するといったことが何度か起こっているため、今後半減期を迎える際はその価格推移に注意が必要です。
- マイニングで得られる報酬が減る
- ビットコインの発行枚数が抑えられる
- 価格が高くなる可能性がある
直前まで一定の数量ずつ増えていた仮想通貨の数量が、突然減ったら、同じお金が入っていたら価値はあがりますよね。そういうことです。
ビットコインの技術的な側面
ビットコインは仮想通貨の原点です。そのため、当時から革新的な技術的な側面があります。
- ブロックチェーン技術が使われている
- 高い改ざん耐性がある
- 中央管理者不在で成り立つ
ブロックチェーン技術が使われている
ブロックチェーンとは言わば箱が鎖で連なっているものです。その箱の中には取引履歴が入っていて、私たちが利用する仮想通貨の取引履歴が記録されています。
ブロックそれぞれに、取引履歴が複数入っているイメージが正しいです。
それぞれのブロックのデータは、一つ前のブロックのハッシュ値と呼ばれる文字列を引き継いで、暗号化されています。
また、ビットコインのマイニングとは、この箱に入った取引を承認する作業のことを言い、ハッシュ値をコンピュータを用いて多量に計算することを言います。
高い改ざん耐性がある
ブロックチェーンを利用する目的の一つに、高い改ざん耐性があります。
前のブロックの数値を引き継いで暗号化されているため、改ざんするには始めからすべてのブロックを改ざんしなければ、改ざんされていることが簡単にバレてしまうからです。
この暗号のことをハッシュ値といい、ハッシュ関数と呼ばれる数式で計算されたものです。
ハッシュ関数の特徴としては
- どんな文字列でも同じ長さの文字列を返す
- ハッシュ関数から、元のデータを推測するのは不可能
- ハッシュ関数が被る可能性が非常に少ない
がありますが、詳しくは今回は割愛させていただきます。
中央管理者不在
ブロックチェーン技術を用いて暗号化されたデータを管理するのに、ビットコインはある特定の管理者を必要としません。
これは他のアルトコインでもほとんど同じように特定の管理者を必要としません。
従来であれば、サーバーがネットワークを管理する管理体制が主流でした。
これは、管理が簡単だからです。
しかし、サーバーが攻撃されたらすべてのネットワークは遮断されたり障害が発生したりします。
ビットコインで用いられてるネットワークはP2P(Peer to Peer)と呼ばれます。
コンピュータ同士が直接やりとりを行うため、ある特定のコンピュータで障害が起こっても、ビットコインの運用には一切の問題が発生しないという強みがあります。
ビットコインの抱える問題点
ビットコインに問題はないのか?と疑問に思うかもしれませんが、弱点がいくつか存在しています。
- 51%攻撃
- 消費電力の問題
- 取引速度の遅延
51%攻撃
51%攻撃とは、ブロックチェーンをハッキングして書き換えることです。
- 仮想通貨の取引履歴を書き換える
- 結果として仮想通貨の持ち主を根本的に変える
と言ったことが可能になると言われています。
この51%という呼び名は、ブロックチェーンを維持している全コンピュータの総計算能力の50%を超える計算速度を持てばブロックチェーンの書き換えが可能になることに由来しています。
理論的には51%以上の計算能力があれば書き換えが可能だと言われていますが、実際は30%前後でも書き換え可能だとも言われています。
P2Pネットワークで運営されるビットコインはこの51%攻撃に対する改ざん耐性が非常に高く、ネットワークに参加するコンピュータが増えれば増えるほど、強固なセキュリティとなっていきます。
消費電力の問題
ビットコインのネットワークを維持するために、マイニングという作業を行います。
マイニングは数学的な答えを導くために、コンピュータを用いて多量の計算を行うことを言います。
コンピュータで多量の計算を行うためには以下が必要になります。
- 高い計算能力
- 多数のコンピュータ
- 多量の電気
多量の計算を行うと言うことは、それだけたくさんのコンピュータを動かす必要があるので、必然的に電気を多く消費することになります。
結果として、ビットコインは環境に悪影響だという、世の批判を受けています。
一説によれば、電力消費量はヨーロッパの小国1つに相当するとも試算されています。
これにはさすがの小泉進次郎も黙ってられないのではないのでしょうか。
取引速度の遅延
取引速度の遅延とは、ビットコインを売ったり、買ったり、送金をしたりするのに時間がかかることをいいます。
ビットコインのブロックチェーンのブロック一つにはそこまで多くの取引情報を入れられません。
したがって、ブロック毎に計算を行なっていくので取引が完了するまで時間がかかる傾向にあります。このことをスケーラビリティ問題と言います。
ビットコインの将来性
- デジタルゴールドとしての価値
- 半減期を迎えた時の高騰
- コンセンサスアルゴリズムの改善
デジタルゴールドとしての価値
ビットコインは、その発行枚数やマイニングの方法から、価値を保存するデジタルゴールドとの見方も強まってきています。
つまり、本物の金のように、資産として持っておく一つの選択肢として世界でも広まる可能性があります。
上記は2022年11月から1年間の過去のビットコイン価格を示しています。
LUNC問題、FTX破綻などのネガティブ要因を多数受け、現在も価格は下がり続けています。
金の価格が暴落することはありましたか?では暴落しているビットコインは本当にゴールドなのでしょうか。ここは議論の余地が出てきますね。
半減期を迎えた時の高騰
半減期に関しては、先程の説明の通りです。
実はビットコインは半減期の前後で価格が高騰する傾向にあります。過去の半減期においても、その価格が高騰していました。
上記は、ビットコインの半減期を年数ごとに表したものです。
2022年現在は6.25BTCが報酬としてマイナーに支払われますが、来る2024年にはその半分。さらに4年後にはその半分。
これがどのような価格に反映されるのかは今のところ推測できませんが、なんらかの形で価格に反映されるものと思われます。
コンセンサスアルゴリズムの改善
コンセンサスアルゴリズムとは、
取引が正しいかどうか、ブロックを繋げてもよいのか、ネットワーク上で合意形成をする方法のこと。
つまり、この取引正しいよね?をみんなで確認しよう!ということです。
今現在、ビットコインのコンセンサスアルゴリズムはPoW(Proof of Work)であり、多量の計算を多量のコンピュータを用いて行っています。
これにはいくつかの問題点がありましたね。
- 消費電力の問題
- 取引遅延の問題
- マイニング企業の問題
つまり、このPoWというビットコインの根幹を担うコンセンサスアルゴリズムには、問題点が多くあるのが現状です。
これらを改善する方向に動けば、この「何の意味もないBTCを生み出すための計算」も意味を持つようになり、あらゆる側面から高い評価を受けられるのではないでしょうか。
ビットコインに関するQ&A
それではビットコインについて疑問点を払しょくしていきましょう。
- ビットコイン大丈夫?なくならない?
- ビットコインがオワコンて聞いたけど?
- ビットコインはどこで買えるの?
ビットコイン大丈夫?なくならない?
ビットコインはなくなる可能性が低いです。むしろ、今後価格が上がる可能性が高いのではないでしょうか。
ちなみにどのような要因でビットコインは吹き飛ぶでしょうか?
- マイナーの減少
- 51%攻撃による価格の暴落
- ハッキングによる仮想通貨信用の暴落
これらを一つ一つ見ていくのは今回は厳しいので、是非下記の記事をご覧ください。
色々な側面から考えてみました。
>【辛口解説】ビットコインはいつか終わる!?終わりを迎える真の理由とは
ビットコインがオワコンて聞いたけど?
ちまたでは、
- ビットコインてオワコンじゃない?
- ビットコインなんてやめとけ!
- 仮想通貨=詐欺
結論から言うと仮想通貨、ビットコインはまったくオワコンではありません。
これについても下記記事で詳しく解説しています。ご覧ください。
>>【結論あり】仮想通貨やビットコインがオワコンだと言われる理由を解説します。
ビットコインはどこで買えるの?
ビットコインは、国内や海外の取引所で購入することができます。
筆者としては、
- 初心者にもやさしい
- 取引所も利用できるのでお安く済む
- 国内取引所で安心
といった面を考慮して、コインチェックをおすすめします。
\ 簡単即日口座開設 /
ビットコインとは?まとめ
ビットコインのことについて簡単にご理解いただけたでしょうか
- 多くの問題を抱えているのは事実
- 今後、半減期を迎えるごとに値段が上がる可能性あり
- 資産の一部として保有するのはあり
仮想通貨はその特性上、価格の乱高下が激しいものです。
しかし、高くなる時は異常に高くなるので、その時には購入するハードルはどんどん上がっていきます。
市場が冷え切ったと言われているときが、実は一番の買い時であるのは間違いありません。
今買わずにいると、恐らく今後買うことは不可能かと思われます。
本当に高くなった時は、簡単に手を出せる値段ではなくなることが多いのが仮想通貨。今買わずにいつ買うのか聞きたいくらいです。
その他の仮想通貨について
その他の仮想通貨についても下記で解説していますので、ご覧ください。
パレットトークン(PLT)
IOST(アイオーエスティー)
>>IOST(アイオーエスティー)とは?将来性や今後の展望を解説
エンジンコイン(ENJ)
アバランチ(AVAX)
>>仮想通貨Avalanche(AVAX)とは?特徴や買い方、将来性を解説
バイナンスコイン(BNB)
>>バイナンスのBNB(バイナンスコイン)とは?特徴や将来性を解説
GCAKE(Pancake Games)
>>GCAKE(Pancake Games)とは?将来性や動向を解説